Hardox® HiAce
データシートをダウンロード
データシートをダウンロード
Hardox® HiAceはアブレーシブ磨耗や腐⾷に極めて強い素材です。Hardox® 450と同等の優れた特性、450 HBWのブリネル硬度、さらにシャルピー衝撃試 験最⼩値27Jat -20°Cを発揮します。
Hardox® HiAceは機械を浸⾷する恐れのある酸性腐⾷環境で特に効果が実感できる、新の磨耗ファイターです。掘削・採⽯腐⾷に強いHardox® HiAceは ⾃治体や産業の廃棄物管理、廃棄物エネルギー⼯場、採掘産業や加⼯産業に⾒られる腐⾷磨耗の問題に応えます −ゴミ収集⾞、コンテナ、廃棄物処 理・リサイクル施設で酸にさらされる磨耗⾯、埋⽴地で使⽤する機械類、再⽣・廃棄物エネルギー⼯場、バイオマス施設、製紙⼯場、掘削・採⽯、農 業、林業、加⼯業。
1) EN ISO 6506-1に準拠したブリネル硬さ、HBW、プレートの表面から0.5〜3mm下のフライス加工面。熱および40トンごとに少なくとも1つの試験片。公称材料厚さは、試験片の厚さから±15mmを超えて逸脱することはありません。
Hardox® は通し焼⼊れされています。最低中⼼硬度は保証されている最低表⾯硬度の90%です。
1) 衝撃靱性は別途同意により測定。板厚3〜11.9mmのものについては、サブサイズ、シャルピー衝撃試験⽚(V-ノッチ)が使⽤されます。規定靱性は原⼨の試験⽚( 10x10mm)と⽐較して、試験⽚の断⾯積に⽐例します。衝撃試験はISO EN 148に沿って実施。3試験の平均。
2) 最⼩単⼀値 指定標準値の70%。
組織は微細結晶粒。*) 意図的合⾦元素。
板厚公差は「Hardox®板厚保証」に準じます。 Hardox® 保証はEN 10029 ClassAを満たすと同時に、さらに⼩さい公差を実現します。
SSABの「⼨法プログラム」に準じます。公差はSSABがEN 10029に沿って規定するミルエッジの基準または公差に準じます。
公差はEN 10029に準じます。
公差はEN 10029よりさらに厳格な「Hardox® 平坦度保証Class D」に準じます。
EN 10163-2、ClassASubclass1に準じています。
納品条件はQ(焼き⼊れ)Q+T(調質済み)です。Hardox® HiAceは端がせん断または熱切断された状態でお届けします。
納品要件はSSABカタログ内「Hardox® Guarantees」またはwww.ssab.comでご確認ください。
溶接、曲げ、機械加⼯
推奨事項は、SSABのカタログ(www.hardox.com)をご覧いただくか、テックサポート(英⽂のみ)まで、お問い合わせください。
Hardox® HiAceの板厚公差は「Hardox®曲げ保証ClassF」に準じます。
Hardox® 400は熱処理向きではありません。機械特性は焼き⼊れ、および必要に応じてその後の焼き戻しにより⽣まれます。納品条件として記載されて いる特性は250ºCを超える温度にさらされた後は維持されません。.
本製品に溶接、切断、研削、その他の加⼯を⾏う際は、適切な安全衛⽣予防策を取らなければなりません。特に防錆塗装された鋼板の研削時には、粒⼦ 濃度の⾼い粉じんが⽣じる場合があります。