適した用途
各種耐荷重用構造
製品の種類
鋼板、薄板、コイル、スリットコイル
板厚レンジ0.7-160 mm (0.028”-6.299”)
STRENX® 700 E
一般的な用途は条件の厳しい耐荷重構造です。
衝撃靱性 69 J at -40°C (51 ft-lb at -40°F)
鋼板:4-160 mm (0.157”-6.299”)
準拠基準 : EN 10025-6 S690QL -40°C(-40°F)での衝撃試験
フォーマット:鋼板
STRENX® 700MC D
一般的な用途は条件の厳しい耐荷重構造です。
衝撃靱性 40 J at -20°C (30 ft-lb at -4°F)
熱間圧延薄板鋼板:2-10 mm (0.079”-0.393”)
準拠規格 : EN 10149-2 S700MC -20°C(-4°F)での衝撃試験
フォーマット:薄板、コイル、スリットコイル
STRENX® 700MC E
一般的な用途は寒冷な環境での条件の厳しい耐荷重構造です。
衝撃靱性 27 J at -40°C (20 ft-lb at -40°F)
熱間圧延薄板鋼板:2-10 mm (0.079”-0.393”)
準拠基準 : EN 10149-2 S700MC -40°C(-40°F)での衝撃試験
フォーマット:薄板、コイル、スリットコイル
STRENX® 700 F
寒冷・極寒な環境下における条件の厳しい耐荷重構造。
衝撃靱性 27 J at -60°C (20 ft-lb at -76°F)
鋼板:4-130 mm (0.157”-5.118”)
準拠規格 : EN 10025-6 S690QL1 -60°C(-76°F)での衝撃試験
フォーマット:鋼板
STRENX® 700MC PLUS
極めて厳しい用途に適した高度な冷間成形性と衝撃靭性を誇る高強度構造鋼板です。
衝撃靱性 40 J at -60°C (30 ft-lb at -76°F)
熱間圧延薄板鋼板:3-12 mm (0.079”-0.393”)
準拠基準:EN 10149-2 S700MC -60°C(-76°F)での衝撃試験
フォーマット :薄板
STRENX® 700 OME
海上・海洋構造物の過酷な耐荷重構造に適した構造用鋼板です。
衝撃靱性 69 J at -40°C (51 ft-lb at -40°F)
鋼板:4-130 mm (0.157” -5.118”)
準拠基準 EN 10025-6 S690QL 衝撃試験 -40°C
フォーマット:鋼板
STRENX® P700
一般的な用途は圧力や高温にさらされる条件の厳しい耐荷重構造です。
厚板鋼板:4-100 mm (0.157”-3.937”)
準拠基準:EN 10 028-6 P690Q, P690QH, P690QL1 and P690QL2
フォーマット:鋼板
STRENX® 700 CR W
Strenx® 700 CR Wは、最低降伏強度が 700 MPa の冷間圧延耐候性鋼で、最も軽量な耐荷重構造物向けです。.
冷間圧薄板鋼板:0.7 - 2.1 mm
準拠基準:SSAB仕様
フォーマット:薄板、コイル、スリットコイル
STRENX® 700 HR W
輸送、リフティング、その他の耐荷重用途の耐候性構造物用。
衝撃靱性:40 J at -20°C (30 ft-lb at -4°F)
熱間圧延薄板鋼板 3.0-6.1 mm (0.079”-0.240”)
準拠基準:EN 10149-2 S700MC
フォーマット:熱間圧延帯鋼
当初の設計 a) | 軽量設計 b) | 軽量設計 c) | |
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鋼材のグレード | S355普通鋼 | Strenx® 700MC | Strenx® 700MC |
重量、m [kg/m] | 42 | 27 | 30 |
曲げモーメント耐力、M [kNm] | 286 | 306 | 369 |
慣性モーメント、I [m4] | 140E-06 | 93E-06 | 140E-06 |
断面係数、W [m3] |
72E-05 | 46E-05 | 58E-05 |
軽量化、WR [%] | - | 36 | 30 |
Strenx® 700は従来の溶接方法を用いて溶接することができます。マグ溶接は、自動化により非常に簡単に高い生産性を実現できるため、現在もっとも一般的な溶接方法です。
通常、Strenx® 700は特殊な機械を使用せずに機械加工することができます。ドリル加工、皿穴開け、ねじ立て、旋回、切削を行う場合は、超鋼・高速工具を装着した安定性の高い機械を使用することをお勧めします。
Strenx®鋼板/薄板鋼板は標準的な曲げ機械を使用して自由に曲げ加工やロール曲げを行うことができます。特性の均一性、板厚公差の小ささ、高品質の表面により、予測可能な曲げ工程を実現します。
Strenx®鋼板/薄板鋼板は標準的な曲げ機械を使用して自由に曲げ加工やロール曲げを行うことができます。特性の均一性、板厚公差の小ささ、高品質の表面により、予測可能な曲げ工程を実現します。
Strenx® 700の機械切断にはギロチン裁断機が最適です。切断機は慎重な設定が必要です。なかでも間隔、切断角、刃の硬度といった要素が最も重要です。鋼板は切断前に +20°C まで十分に温める必要があります。
Strenx®保証には厚み公差、平坦度、曲げ特性が含まれます。優れた板厚精度により、より精密な重量の把握が可能です。その結果、安全マージンを削ることができます。鋼板内や鋼板間の精密な板厚を確保することで、工場での安全性や性能の予測可能性が向上します。
Strenx® 700 基準製品 |
板厚レンジ [mm] | 準拠基準 | フォーマット | Strenx®使用製品例 |
||
---|---|---|---|---|---|---|
鋼板 | 熱間圧延帯鋼 | 冷間圧延帯鋼 | ||||
Strenx® 700 E | 4-160 | --- |
--- | EN 10025-6 S690QL 衝撃試験 -40°C | 鋼板 | 条件の厳しい耐荷重構造 |
Strenx® 700 F | 4-130 | --- | --- | EN 10025-6S690QL1 衝撃試験 -60°C | 鋼板 | 寒冷・過酷な環境下における条件の厳しい耐荷重構造。 |
Strenx® 700 OME | 4-130 | --- | --- | EN 10025-6 S690QL 衝撃試験 -40°C |
鋼板 | 海上・海洋構造物の過酷な耐荷重構造に適した構造用鋼板です。 |
Strenx® 700MC D | --- | 2-10 | --- | EN 10149-2 S700MC 衝撃試験 -20°C | 薄板、コイル、スリットコイル | 幅広い構造 |
Strenx® 700MC E | --- | 2-10 | --- | EN 10149-2 S700MC 衝撃試験 -40°C |
薄板、コイル、スリットコイル | 幅広い構造 |
Strenx® 700MC Plus | --- | 3-12 | --- | EN 10149-2 S700MC 衝撃試験 -60°C |
薄板 | 極めて高い成形性および衝撃靱性が求められる構造 |
Strenx® P700 | 4-100 | --- | --- | EN 10028-6 P690Q, P690QH, P690QL1, P690QL2 | 鋼板 | 圧力や高温にさらされる耐荷重性構造に使用される圧力容器用鋼板 |
Strenx® 700 CR W | --- | --- | 0.7-2.1 |
SSAB仕様 | 薄板、コイル、スリットコイル | 最も軽量な耐荷重構造。 |
Strenx® 700 HR W | --- | 3.0-6.1 | --- | EN 10149-2 S700MC 衝撃試験 -20°C | 薄板、コイル、スリットコイル | 輸送、リフティング、その他の耐荷重用途の耐候性構造物用。 |