環境面のメリット - 現在そして未来へ

Strenx® 高強度構造用鋼板へのアップグレードは環境面のメリットに直結します。より高強度の鋼材の採用は、燃料消費とそれに伴う二酸化炭素排出量の削減につながる、構造物での軽量化を実現できます。

環境への取り組みをしっかりサポート

御社製品における環境負荷を改善する方法をお探しですか? Strenx® がお客様の成功をサポートします。SSAB® の現在の製鋼工程は世界で最も優れた CO2 効率を誇ります。Strenx® を採用して機器の強度アップ・軽量化を行うことで、一般鋼材に比べて環境面でのメリットがさらに高まります。

Strenx® 構造用鋼板の次のステップ

2026年までに、化石燃料フリーの製造工程で生産されるStrenx®が登場します。SSABのHYBRIT技術の導入により、鉄鉱石から酸素を除去する際に石炭の代わりに水素が使用されます。Strenx® は鉄鋼業界における大きな一歩として、高強度構造用鋼板の用途をリードし、二酸化炭素排出量を削減する革新的鋼材として躍進します。Strenx® の化石燃料フリー鋼は、現在の Strenx® 鋼板とまったく同等の高い性能を実現します。

鋼材の軽量化でライフサイクル全体でのCO2削減

EcoUpgradedプログラムでは、Strenx® 鋼板へのアップグレードにより実際の製品で実現可能なコスト削減を計算します。例えば、 木材トレーラーシャーシの縦ねたの鋼材を、降伏強度310 MPaの鋼板から降伏強度 700 MPaのStrenx® 700MCにアップグレードすることで、 350 kgの軽量化が実現しました。その他の設計変更によりさらに150 kg軽量化することで、レーラーの総積載能力が500 kgアップしました。

データで見るメリット

ライフサイクル全体でCO2を25 トン削減し、燃料を8,100ℓ節約 使用される鋼の生産で排出されたCO2は7か月で相殺され、その後は削減が続きます。

Strenx® 構造用鋼板が環境に好影響を与える理由

Strenx® 高強度構造用鋼板は、通常より薄い板厚を使用しながら強度アップを実現できます。これにより、用途に必要な鋼材が少なくて済むため、資源の節約、製品の軽量化、燃料削減といった 環境に良い影響が期待できます。

部品のアップグレードで350 kg軽量化

ライフサイクル全体で8,100ℓの燃料削減

ライフサイクル全体で25トンのCO2削減

化石燃料フリー鋼の採用で、こうしたメリットはさらに大きくなります。


Strenx®高性能鋼板。

My Inner Strenx® 認定制度

My Inner Strenx® ブランドプログラムのメンバーは 、Strenx® 高性能鋼板を最大限に活用する方法を知っています。これら企業の設計・製造はSSABが徹底的に評価し、持続可能性を最大限に高める頑丈さと軽量性を兼ね備えた製品づくりを確保しています。

FAQ: 化石燃料フリー鋼についてよくある20の質問

化石燃料フリーで地球環境に貢献! SSABは化石燃料によるCO2排出量ゼロの製鋼法の導入により、2026年に化石燃料フリーのプレミアムグレードスティールの発売を目指しています。

重量物輸送における持続可能な社会の実現と利益の両立

グローバル化と自由貿易は、私たちの生活、仕事、ビジネスのあり方を急速に変えました。世界中に張り巡らされたサプライチェーンと輸送ネットワークは、生活水準の大幅な改善を可能にしました。

化石燃料フリー鋼で持続可能な未来を築く

気候変動が現在の速度で進行するのを止め、流れを逆転されるという世界的課題は緊急を要しています。鉄鋼業界は、生産段階と現在のリサイクル率の両面で二酸化炭素排出量を削減する上で重要な役割を果たします。