Strenx® 900 製品グループ
Strenx® 900は板厚に応じて830~900 MPa (120-130 ksi) の降伏強度を備えた高張力構造用鋼板のグレードで、輸送機械やリフティング装置等の耐荷重用途に適した素材です。
サンプルを注文 無料の技術アドバイスを入手Strenx® 900は板厚に応じて830~900 MPa (120-130 ksi) の降伏強度を備えた高張力構造用鋼板のグレードで、輸送機械やリフティング装置等の耐荷重用途に適した素材です。
サンプルを注文 無料の技術アドバイスを入手適している用途:
輸送、リフティング、農業用の先進耐荷重構造
製品の種類:
熱間圧延鋼板・薄板
板厚レンジ:
2-120 mm (0.079”-4.724”)
STRENX® 900 E
優れた靭性
幅広い寸法レンジの高強度・軽量シャーシ、クレーン、農業機械等の耐荷重構造に適しています。
靭性: 40 J at -40°C (30 ft-lb at -40°F)
板厚: 4-120 mm (0.157”-4.724”)
基準: EN 10025-6 S890QL
フォーマット: 鋼板
STRENX® 900 F
低温条件で究極の靭性を発揮
特に低温条件で使用する高強度・軽量シャーシ、クレーン、農業機械等の耐荷重構造に適しています。
靱性: 27 J at -60°C (20 ft-lb at -76°F)
鋼板: 4-100 mm (0.157”- 3.937”)
基準:EN 10025-6 S890QL1
フォーマット: 鋼板
STRENX® 900 MC
冷間成型に適した熱間圧延鋼板
優れた板厚精度と表面品質により、冷間成型における性能が予測可能です。
靭性: 27 J at -40°C (20 ft-lb at -40°F)
板厚: 3-10 mm (0.118”-0.393”)
基準: EN 10149-2 S900MC
フォーマット: 薄板およびコイル
STRENX® 900 PLUS
優れた曲げ性能
高強度・軽量シャーシ、クレーン、農業機械等の耐荷重構造に適しています。
靭性: 27 J at -40°C (20 ft-lb at -40°F)
板厚: 2-8 mm (0.079”-0.315”)
基準: EN 10025-6 S890QL
フォーマット: 薄板およびコイル
ポンプの軽量化は、燃料消費量減や、ホイールベースがより短いトラックを購入できる可能性、さらにコンクリート注入にかかる燃料減、そしてもちろん、トラック運転のための燃料減など、さまざまな利点をもたらします」とBetonstarの工場マネージャーErol Yıldız氏は言います。
Strenx® 900は従来の溶接方法を用いて溶接することができます。 マグ溶接は、自動化により非常に簡単に高い生産性を実現できるため、現在もっとも一般的な溶接方法です。
通常、Strenx® 900は特殊な機械を使用せずに機械加工することができます。 ドリル加工、皿穴開け、ねじ立て、旋回、フライス加工を行う場合は、高速度鋼工具や超硬工具を装着した安定性の高い機械を使用することをお勧めします。
Strenx®鋼板/帯鋼は標準的な曲げ機械を使用して自由に曲げ加工やロール曲げを行うことができます。 特性の均一性、板厚公差の小ささ、高品質の表面により、予測可能な曲げ工程を実現します。
優れた特性と高質な表面仕上げのStrenx®900鋼板/薄板はレーザー切断に最適です。 熱間圧延Strenx® 900の熱切断はガス、プラズマ、レーザーで行います。
Strenx® 900の機械切断にはギロチン裁断機が最適です。 切断機は慎重な設定が必要です。 なかでも間隔、切断角、刃の硬度といった要素が最も重要です。 鋼板は切断前に +20°C (68° F) まで十分に温める必要があります。
Strenx®保証には厚み公差、平坦度、曲げ特性が含まれます。 優れた板厚精度により、より精密な重量の把握が可能です。 その結果、安全マージンを削ることができます。 鋼板内や鋼板間の精密な板厚を確保することで、工場での安全性や性能の予測可能性が向上します。