露天掘りも坑内採掘も、Hardox®耐摩耗鋼板は連日続く極限の衝撃と応力に耐えます

鉱山機械の品質（ひいては安全性）を妥協すれば、高い代償を支払うことになります。これらの機械を構成する鋼材は、過酷な作業に耐え得るものでなければなりません。世界的な重機ブランドがHardox^®耐摩耗鋼板を信頼する理由はここにあります。

その硬度と靭性が卓越した耐摩耗性と耐久性を生み、修理の最小化、生産性の最適化、耐用年数の延長を実現します。従来のAR鋼や普通鋼からの切り替えをご検討中の方は、コスト削減の可能性についてぜひご相談ください。

Hardox^®の硬度と靭性により、板厚を減らしながら高い衝撃・割れ・凹み抵抗性を維持し、機器の軽量化を実現しています。

Hardox^®耐摩耗鋼板はメンテナンス間隔延長による稼働率向上と軽量化による積載量増加で生産性を向上します。

露天掘り（オープンキャスト/オープンカットマイニングとも呼ばれます）、ストリップマイニング、採石場といった表面採掘では、世界で最も過酷な摩耗の課題を克服する必要があります。生産フロー全体において、Hardox^® 耐摩耗鋼板の優れた耐摩耗性は、部品修理・交換間隔の長期化とメンテナンス間隔の延長を実現します。

Hardox^® 500 Tuf、Hardox^® 550またはHardox^® 600 を使用すれば、鉱山用バケットやショベルの耐用年数をAR400鋼板と比べて最大100%延長可能です。

Hardox^® 500 Tufの高い硬度と卓越した靭性により、より重い構造体と同等の耐摩耗性を維持した軽量ボディの設計が可能です。優れた溶接性と靭性により、現場での新規ライナーキットの安全かつ容易な設置が可能です。

クラッシャー（破砕機）は鉱山操業の成否を分けるボトルネック要因となります。わずかな故障や耐用年数の不安定さも、生産量に深刻な悪影響を及ぼします。短期停止でも生産に重大な影響を与えるクラッシャーに、Hardox^®耐摩耗鋼板は予測可能なメンテナンス間隔を提供し、コスト削減を支援します。

過酷な滑り摩耗と衝撃に晒される機器には、 Hardox^® 550またはHardox^® 600グレードが長寿命を約束します。

Hardox^® 500 Tufを使用した重量最適化ボディは、積載量・使用寿命・燃料効率を最大化します。

プレミアムブレード製造にはHardox^® 450およびHardox^® 500 Tuf、 ライナープレートやリビルドキットには、さらに高い硬度のHardox^® 550を推奨します。

Hardox^®耐摩耗鋼板は坑内採掘作業向けの信頼性と適応性を両立するソリューションです。Hardox®耐摩耗鋼板は優れた溶接性と作業性により、坑内での現場修理を容易に実現します。生産維持とコスト削減を両立します。

クラッシャーの長寿命化にはHardox^® 550およびHardox^® 600の硬度が必要です。被粉砕物の摩耗性とサイズに応じた最適グレードをご選択ください。

ホッパー/フィーダーには衝撃と摩耗に耐えるHardox^® 500およびHardox^® 550を推奨します。

厳しい摩耗環境にはHardox^® 550またはHardox^® 600を、 特に設備寿命が重要な場合にはHardox^® Extremeが理想解を提供します。

LHDローダーバケットにはHardox^® 450またはHardox^®500 Tufが構造強度と耐摩耗性を提供します。

Hardox^® 500 Tufの硬度と靭性により、超軽量ボディの設計を可能にします。

床板/側壁にはHardox^® 450またはHardox^® 500 Tufが耐摩耗・凹み抵抗性を発揮します。腐食摩耗課題にはHardox^® HiAceをご検討ください。

オンラインガイドでHardox^®製品ラインナップを詳しく解説しています。各グレードは特定の摩耗課題に対応する特性を備えています。最適なグレード選定については、当社摩耗技術スペシャリストがサポートいたします。

Hardox^® WearCalc はスマートフォン/デスクトップ対応の耐摩耗予測ツールです。摩耗課題を選択し、異なるHardox^® グレードが設備の耐用年数をどう最適化するかシミュレートできます。