Toolox® – 金型に最適な工具鋼
スウェーデン特殊鋼メーカーSSABのToolox®エンジニアリング・工具鋼は、 あらゆる高性能金型用途に適した特性を 備えています。
製品プログラム 営業担当者へお問い合わせスウェーデン特殊鋼メーカーSSABのToolox®エンジニアリング・工具鋼は、 あらゆる高性能金型用途に適した特性を 備えています。
製品プログラム 営業担当者へお問い合わせToolox®はSSABが同一の製鋼所で厳格な品質管理のもとで製造しています。 鋼材はSSABの非常に厳しい仕様に沿って、鋳造、圧延、調質されます。 Toolox®にはすべて試験を行い、一貫した特性を確保しています。 これが、製造時の確かな性能と、金型が優れた生産性を発揮するカギです。 安定した特性を発揮するToolox®が確実な品質を約束します。
高温特性を備えたToolox®はダイキャスティングや鍛造に最適な鋼材です。 高温でも、従来の熱間鋼より優れた降伏強度、耐摩耗性、衝撃靭性を維持します。 最高590°C (1094°F) まで熱せられても、冷却後は本来の硬度が維持されます。 Toolox®を射出成型に使用することで、優れた機械加工性により製造時間を大幅に短縮することができます。 優れた硬度により、研磨性フィラーを多く含むプラスチック部品の成型も、熱処理不要で行うことができます。 さらに必要に応じて、窒化、レーザー硬化等の表面処理により、表面硬度を簡単に上げることができます。 純度の高いToolox®は、光沢仕上げに最適です。
高温特性を備えたToolox®はダイキャスティングや鍛造に最適な鋼材です。 高温でも、従来の熱間鋼より優れた降伏強度、耐摩耗性、衝撃靭性を維持します。 最高590°C (1094°F) まで熱せられても、冷却後は本来の硬度が維持されます。
Toolox®は最も複雑な形状のプレス金型の製造に最適な鋼材です。 内部応力がないため、大きなワークピースを機械加工しても反りが発生しません。 極めて均一性に優れ、清浄度が高く、素材の芯まで同一の硬度が確保されているため、大量生産でもプレス工具やエッジを完璧な形状に維持します。
Toolox®は射出成型金型、ダイカスト、鍛造、プレス工具に適したプレミアム鋼です。 機械加工後に応力除去の必要がありません。 Toolox®は極めて可能性に優れているため、同様の機械設定を何度も使用することができます。
硬化処理鋼Toolox®は、製造時間を短縮し、生産コストを軽減します。 十分な硬度を備えているため、機械加工後も熱処理の必要がありません。 炭素等量が少ないため、機械加工のしやすさが特長です。
「工具の耐久性が向上し、機械加工を最大20%合理化することができました。これにより製造にかかる時間の短縮にもつながっています」と同氏は言います。 「また、Toolox®の持つ優れた耐熱性により、射出速度を速めることが可能になり、生産コストの削減にもなっています」
「Toolox®をプレス金型に採用することで、製造の効率化と製品の精密度が向上しました。 5年が経過し、生産した部品数は100万個を超えましたが、一切問題ありません」