Hardox® HiTemp
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熱に強いHardox® ハルドックス耐摩耗鋼板
Hardox® HiTempは約300〜500°C(華⽒570〜930°C)の⾼温で耐摩耗性を発揮するコスト効率に優れた、⾼温対応のHardox ハルドックス耐摩耗鋼板で す。
従来の調質済みの耐摩耗鋼板は⾼温では硬度が失われるのに対し、Hardox® HiTemp⾼温対応鋼板は⾼温下でも極めて優れた耐摩耗性を発揮します。そ の特性は⾼品質の原材料と、慎重に制御された製造プロセスによって⽣まれます。
Hardox® HiTempは4.7〜51mmの鋼板でお届けします。この製品は鋼 板と従来と同じ機械や技術で切断、溶接、機械加⼯が可能です。
1) EN ISO 6506-1に準拠したブリネル硬さ、HBW、プレートの表面から0.5〜3mm下のフライス加工面。熱および40トンごとに少なくとも1つの試験片。公称材料厚さは、試験片の厚さから±15mmを超えて逸脱することはありません。
Hardox® は通し焼⼊れされています。最低中⼼硬度は保証されている最低表⾯硬度の90%です。
1) 衝撃靱性は別途同意により測定。衝撃試験はISO EN 148に沿って熱処理・厚みグループごとに実施。3試験の平均。
組織は微細結晶粒。*) 意図的合⾦元素。
板厚公差は「Hardox®板厚保証」に準じます。 Hardox® 保証はEN 10029 ClassAを満たすと同時に、さらに⼩さい公差を実現します。
SSABの「⼨法プログラム」に準じます。公差はSSABがEN 10029に沿って規定するミルエッジの基準または公差に準じます。
公差はEN 10029に準じます。
公差はEN 10029 Class Nよりさらに厳格な「Hardox® 平坦度保証Class D」に準じます。
EN 10163-2、ClassASubclass1に準じています。
納品条件はQ+T(調質済み)です。鋼板は端がせん断または熱切断された状態でお届けします。 別途合意に応じて、⽿付き-ミルエッジでの納品も可能です。
納品要件はSSABカタログ内「Hardox® Guarantees」またはwww.ssab.comでご確認ください。
溶接、曲げ、機械加⼯
推奨事項は、SSABのカタログ(www.hardox.com)をご覧いただくか、テックサポート(英⽂のみ)まで、お問い合わせください。
板厚公差は「Hardox® 曲げ保証ClassF」に準じます。別途合意後、公差の幅をさらに狭くすることが可能です。
Hardox® HiTempは熱処理向きではありません。機械特性は焼き⼊れ、および必要に応じてその後の焼き戻しにより⽣まれます。納品条件として記載さ れている特性は500ºCを超える温度にさらされた後は維持されません。
本製品に溶接、切断、研削、その他の加⼯を⾏う際は、適切な安全衛⽣予防策を取らなければなりません。特に防錆塗装された鋼板の研削時には、粒⼦ 濃度の⾼い粉じんが⽣じる場合があります。