Toolox® 46ラウンドバー

超高強度で、高い精密性と予測可能性を持つ硬化処理鋼が丸棒で登場

データシートをダウンロード

⼀般製品情報

Toolox®46 丸型棒材は、すでに熱処理され、非常に高い硬度に達した状態で納入される鋼材です。

化学組成は、定評のある Toolox® 44 をベースにしていますが、化学組成を改良しているため、最も要求の厳しい熱間工具用途に最適です。高硬度にもかかわらず、通常の超硬工具でスムーズに加工することができます。

必要に応じて、窒化処理や PVD 処理により、表面特性をさらに強化することもできます。

⼨法レンジ

Toolox® 46 丸型棒材は、直径 151.0 ~ 353.0 mm でご利用いただけます。

機械特性

鋼種
鋼種
Toolox® 46 round bar
棒鋼の直径 (mmin)
151.0 - 353.05.945 - 13.898
硬度 1)
(HBW)
430 - 490

1) 硬度は、EN ISO 6506-1に準拠して測定されています。棒材の硬度は、EN 10083に準拠した衝撃試験として、圧痕を配置した磨きの状態で測定されています。

衝撃靱性

鋼種
鋼種
Toolox® 46 round bar
横⽅向試験、保証衝撃エネルギー、10x10mmの シャルピー試験⽚。 1)
11 J / 20 °C8 ft-lbs / 68 °F

1) 衝撃試験はEN 10083は準じます。

超⾳波試験

超⾳波試験は以下に沿って実施:EN 10228-3に加え、SSAB V6の仕様に沿って実施。

公差

Toolox®丸棒の公差はEN 10060に準拠しています。

⼨法と公差の詳細については、Toolox®丸棒⼨法プログラム:Toolox®エンジニアリングおよび⼯具鋼⼨法プログラムバーまたはToolox®保証を参照してくだ さい。www.ssab.comまたはwww.toolox.comで⼊⼿できます。

納⼊条件

最低温度590°Cで調質済。

SSABからのお届け時は以下の仕様を満たしています:

  • ミルスケールなし
  • 補修溶接なし

納品要件はSSABカタログ内「Toolox® Guarantees」またはwww.toolox.comでご確認ください。

推奨事項と取扱説明

pdf384 Kb

Toolox® in engineering applications

pdf1.34 Mb

Machining recommendations for Toolox®

用途

  • 工具&エンジニアリング
  • 高温(最高590°C)

準拠基準

  • EN10060

高強度エンジニアリング&工具鋼

新世代の工具鋼