Hardox® 400

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    ⼀般製品情報

    摩耗に強いオールラウンド鋼板。

    Hardox® 400は公称硬度400 HBWの耐摩耗鋼板です。Hardox® 400はオールラウンドの耐摩耗鋼板です。優れた靱性、曲げ性、溶接性により、中程度の 摩耗が⽣じる構造に使⽤することが可能です。

    ⼨法レンジ

    Hardox® 400は4.0〜130.0mmの板厚で、薄板は2.0〜8.0mmの板厚でご⽤意しています。Hardox® 400鋼板は最⼤幅3350mm、最⼤⻑さ14630mmまで⽣産 可能です。Hardox® 400薄板鋼板は最⼤幅1650mm、最⼤⻑さ16000mmまで⽣産可能です。⼨法の詳細は「⼨法プログラム」をご覧ください。

    機械特性

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      鋼種 板厚
      (mmin)
      硬度 1)
      (HBW)
      降伏強度代表値
      (MPaksi), 保証されません
      Hardox® 400 薄板 2.0 - 8.00.079 - 0.315 370 - 430 1100159
      Hardox® 400 厚板 4.0 - 130.00.157 - 5.118 370 - 430 1100159
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        1) ブリネル硬度(HBW)はEN ISO 6506-1に沿って、切削表⾯の0.5‒3 mm下を測定。
        最低⼀試験⽚は熱処理・40トン毎。 供給される鋼板の公称板厚と硬度試験の試験⽚の板厚との偏差は+15未満です。

        Hardox® は通し焼⼊れされています。最低中⼼硬度は保証されている最低表⾯硬度の90%です。

        衝撃靱性

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          鋼種 縦⽅向試験、標準衝撃エネルギー、シャルピー 10x10mm V-ノッチ試験⽚。 1)
          Hardox® 400 シートとプレート 45 J / -40 °C33 ft-lbs / -40 °F
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            鋼種
            Hardox® 400 シートとプレート
            縦⽅向試験、標準衝撃エネルギー、シャルピー 10x10mm V-ノッチ試験⽚。 1)
            45 J / -40 °C33 ft-lbs / -40 °F

            1) 衝撃靱性は別途同意により測定。板厚が3〜11.9mmのものについては、サブサイズ、シャルピー衝撃試験⽚(V-ノッチ)が使⽤されます。衝撃試験はISO EN 148に沿って熱処理・板厚グループごとに実施。3試験の平均。

            化学組成(熱分析)

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              C *)
              (max %)
              Si *)
              (max %)
              Mn*)
              (max %)
              P
              (max %)
              S
              (max %)
              Cr*)
              (max %)
              Ni*)
              (max %)
              Mo*)
              (max %)
              B*)
              (max %)
              0.32 0.70 1.60 0.025 0.010 2.50 1.50 0.60 0.004
              パラメータを比較

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                組織は微細結晶粒。*) 意図的合⾦元素。

                炭素当量 CET(CEV)

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                  鋼種 薄板 厚板 厚板 厚板 厚板 厚板 厚板 厚板
                  板厚 (mmin) 2.0 - 8.00.079 - 0.315 4.0 - 7.90.157 - 0.311 8.0 - 20.00.315 - 0.787 20.1 - 32.00.791 - 1.260 32.1 - 45.01.263 - 1.772 45.1 - 51.01.776 - 2.008 51.1 - 80.02.012 - 3.150 80.1 - 130.03.154 - 5.118
                  最⼤ CET(CEV) 0.28 (0.41) 0.26 (0.41) 0.31 (0.47) 0.32 (0.52) 0.33 (0.67) 0.33 (0.67) 0.43 (0.82) 0.43 (0.92)
                  標準CET (CEV) 0.26 (0.39) 0.24 (0.39) 0.28 (0.44) 0.29 (0.48) 0.31 (0.62) 0.31 (0.62) 0.41 (0.65) 0.41 (0.89)
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                    CET and CEV formula

                    公差

                    Hardox®を見る詳細については、SSAB カタログの保証を参照してください。

                    板厚

                    公差は「Hardox® 板厚保証」に準じます。Hardox®保証は厚板についてはEN 10029 Class A、薄板については½ EN 10051の要件を満たします。

                    ⻑と幅

                    SSABの「⼨法プログラム」に準じます。厚板の公差はSSABがEN 10029に沿って規定するミルエッジの基準または公差に準じます。薄板の公差はEN 10051に準じ、ご希望に応じてさらに狭い公差に対応いたします。

                    形状

                    公差については、厚板はEN 10029、薄板はEN 10051に準じます。

                    平坦度

                    厚板の公差はEN 10029よりさらに厳格な「Hardox®平坦度保証Class D」に準じます。薄板については、EN 10051より狭い公差を実現する「Hardox®平坦 度保証ClassA」に準じます。

                    表⾯特性

                    EN 10163-2、ClassASubclass1に準じています。

                    納⼊条件

                    納品条件はQ(焼き⼊れ)Q+T(調質済み)です。Hardox® 鋼板のエッジは、がせん断または熱切断でお届けします。厚みが80mmを超える場合は通常 ミルエッジでの納品となります。Hardox® 薄板の標準納品条件は圧延およびミルエッジです。

                    納品要件はSSABカタログ内「Hardox® Guarantees」またはwww.ssab.comでご確認ください。

                    ファブリケ−ションとその他の推奨事項

                    溶接、曲げ、機械加⼯

                    推奨事項は、SSABのカタログ(www.hardox.com)をご覧いただくか、テックサポート(英⽂のみ)まで、お問い合わせください。

                    鋼板の曲げ性は「Hardox® 曲げ保証Class E」に準じます。薄板の曲げ性は「Hardox® 曲げ保証ClassA」に準じます。

                    Hardox® 400は熱処理向きではありません。機械特性は焼き⼊れ、および必要に応じてその後の焼き戻しにより⽣まれます。納品条件として記載されて いる特性は250ºCを超える温度にさらされた後は維持されません。.

                    本製品に溶接、切断、研削、その他の加⼯を⾏う際は、適切な安全衛⽣予防策を取らなければなりません。特に防錆塗装された鋼板の研削時には、粒⼦ 濃度の⾼い粉じんが⽣じる場合があります。