Strenx 700 HR W
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700 MPaの降伏強度を持つ高強度構造用鋼板です。
Strenx® 700 HR Wはより強度と軽量性に優れた構造を目指し、冷間成形のために作られた最低700 MPaの降伏応力を持つ耐候型熱間圧延鋼板です。
Strenx® 700 HR WはEN 10149-2のS700MCに関する要件を満たすか、または上回っています。一般的な用途は、過酷な耐荷重構造をはじめとする
幅広い構成材や部品です。Strenx® 700 HR Wはコイル、スリットコイル、ご希望の長さに切断します。
機械特性の試験は縦⽅向に⾏われます。
1) ReH が適⽤できない場合は、Rp0.2 を⽤います。
2) 縦⽅向および横⽅向。
1) 板厚が≥ 6mmのものについてはEN ISO 148-1に沿った衝撃テストが⾏われます。規定最⼩値は試験⽚の原⼨に対応します。
組織は微細結晶粒。
熱加工圧延済み。Strenx® 700 HR Wは圧延または酸洗した表面に、ミルエッジまたはカットエッジでご用意します。
納品要件はSSABカタログ内「Strenx® Guarantees」またはwww.ssab.comでご確認ください。
Strenx® 700 HR Wは溶接、冷間成形、切断で高い性能を発揮します。
Strenx® 700 HR Wは580°Cを超える熱処理に適していません。規定温度を超えると保証されている特性が失われる場合があります。
Strenx® 700 HR Wは優れた溶接性を備えています。従来の融接方法はすべて使用できます。母材と同じ耐浸食性を確保するには、特殊な溶接材を使用する必要があります。Strenx® 耐候性鋼板の塗装は簡単で、塗料の付着性も良好です。これにより、部品のメンテナンス間隔をさらに延ばすことができます。パチナの均一な色を保つため、すべての不純物を鋼材の表面から取り除く必要があります。油や保護グリースなどの有機不純物は、適切な溶剤で洗浄・除去する必要があります。
表面酸化、酸化物、錆は、ショットブラストまたはピッキングで除去できます。これにより、パチナ形成プロセスも促進されます。4 mm未満の板厚には、ショットブラストはお勧めしません。清浄な耐候性鋼の表面は、繰り返し表面を濡らし乾かすことで、パチナをあらかじめ形成することができます。
成形に関する情報については、SSABのカタログ(www.ssab.com)をご覧いただくか、テックサポート(英⽂のみ)まで、お問い 合わせください。
本製品に曲げ、溶接、切断、グラインダー、その他の加⼯を⾏う際は、適切な安全衛⽣予防策をとってください。