お客様の使用例
旋削・研削・研磨済みのHardox®鏡面仕上げ丸棒が実現する明るい未来
2020年7月27日 所要時間6 分
Hardox® ラウンド・バーは大きなストレスや摩耗に対する耐性が求められる用途に最適なソリューションです。世界中で、生産時間の短縮や機器の性能向上をサポートしています。ドイツの機械加工センターWSBとの協力により、Hardox® ラウンド・バーが旋削・研削・研磨済み(TG&P)棒鋼としてより高精度で狭公差の用途にお使いいただけるようになりました。
従来、高い応力レベルにさらされるエンジニアリング部品は熱処理によって硬化されます。しかし、これは素材の表面にしか作用せず、芯部にまで浸透しません。一方、Hardox®ラウンド・バーは芯部まで焼き入れされた状態で納品され、 硬さは材料の表面から中心部まで一貫しています。
Hardox® ラウンド・バーは非常に厳しい公差に旋削することが可能で、旋削工程後も完全に芯部まで焼き入れされた状態を維持します。ドイツの旋削センターWestfälisches Schäl- und Blankstahlzentrum(WSB)は、丸棒の旋回で温度伝達が40°Cをほとんど超えることなく、h8または h9の公差で仕上げられることを証明しています。SSAB は 最高250°Cの熱伝達に対して Hardox® 鋼板の特性を保証しています。