鋼板の厚さを薄くすることで得られる重量面のメリットは簡単に計算でき、 6 mmから 5 mmへの切り替えは17%の軽量化につながります。17%の軽量化はボディのみにとどまらず、 鋼材の購入、保管、取り扱いも17%削減できます。また板厚を17%カットすることで、溶接時間と溶接材の使用量の削減につながります。数値を入力して、ダウンサイズによる製品のアップグレードのメリットをご確認ください。
例えば、イタリアのOEMメーカーMantella社は、より薄い鋼板でダンプ車体の軽量化を実現しています。1 mm薄いHardox® 500 Tufを採用することで、365 kgの軽量化を達成しました。
耐摩耗用途のロングセラー Hardox® 450と比較して、 新登場のHardox® 500 Tufは 10%以上高い硬度を備えています。また、耐摩耗性は直線的ではなく、硬度アップは摩耗材料や動作条件によって最大50% の摩耗寿命アップを可能にします。
高寿命車体を求めるなら、Hardox® 500 Tufをお勧めします。
Hardox® 500 Tufは溶接、曲げ、機械加工用途を問わず、予測可能な性能を発揮する鋼板です。Hardox® 500 Tufは平坦度・板厚公差・曲げ性能の狭公差を保証し、コスト効率と工場での製品品質を確保します。より薄い寸法を使用することで、必要な曲げ力も少なく済みます。
Hardox® 500 Tufの加工・選択に関するアドバイスは、経験豊富なテックサポートチームにお任せください。技術サポートは、お客様の言語または英語でご利用いただけます。
Hardox® 500 Tufが製品性能をアップさせる実例をぜひご覧ください。
WeldCalc™は溶接に関するスマートフォン&デスクトップ用ツールです。溶接条件、板厚、その他のパラメータに基づいて溶接性能を最適化できます。