優れた耐久性を実現するために
ローターは板厚6~25mmのHardox® 500耐摩耗鋼板を使用した目の細かい刃でできています。 刃は駆動装置に接続されているHardox® 500鋼管に溶接されます。
「溶接する部分が多いので、工程を最適化するためにSAABのテクニカルサポートに相談しました。 そこで勧められたのが、鋼の予熱を避けるためにマグ溶接機にステンレススティールワイヤを使用することでした。 結果は成功でした」とRemu社エンジニアのJussi Saari氏は言います。
当初、Remu社は耐摩耗加工したS355鋼管を使用していました。 この素材は満足のいくものではなく、生産に時間がかかるだけでなく、十分な耐用年数を発揮していませんでした。 Hardox® 500鋼管に切り替えることで、Remu社は鋼管の厚みを薄くして軽量化を実現しただけでなく、求めていた耐用年数の向上を達成しました。
ふるいバケットはガス管や油送管を保護するパッド素材、表土生産、汚染土の混合・曝気、石炭の粉砕、解体廃棄物・石壁・ガラスの選別など、さまざまな用途に使用されています。 適切な大きさの粒子はふるいを通過し、大きすぎる素材はバケット内に残ります。
Remu社のふるいバケットは、カスタマイズアダプターを使ってあらゆる種類の掘削機に装着できます。 油圧式ホースと掘削機の油圧システムが接続され、ローターのモーターを駆動します。