お客様の使用例

Hardox® 500 Tuf採用大型バケットで超過酷な作業を簡単に

2021年10月04日 所要時間6

Hardox® 500 Tuf鋼板で作られた超大型掘削機バケット。

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スウェーデン
企業 Fronteq
産業/業種 マテリアルハンドリング
Brand program Hardox® In My Body

Fronteq社(旧 Götene Ufo社)の Hardox® 500 Tuf製掘削機バケットは、最も過酷な環境でも最大限の能力、体積、耐久性を発揮し、最大8%の軽量化を可能にする、革新的製品です。

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スウェーデン
企業 Fronteq
産業/業種 マテリアルハンドリング
Brand program Hardox® In My Body

Hardox® 500 Tuf採用でバケットの生産性アップ

「 SSABがHardox® 500 Tufの紹介に当社を訪れた時、その大きな可能性に気付きました」と Fronteq社CEOのBirgitta Boström氏は言います。「ちょうど採石場での過酷な作業用のバケットGranitの開発を始めた所だったので、最高のタイミングでした。開発中も、素材を最善の方法で活用できるようSSABと緊密に連携しました」

同社のバケットはほぼすべて、顧客のニーズに合わせて製造されます。花崗岩のような岩に適した新深型バケットシリーズGranitも同様に、2 m から 5 m3の容量に対応します。要求の厳しい顧客の希望に応えるためにも、画期的な素材を採用するのは自然なことでした。同社はHardox® 450とHardox® 500を引き続き使用していますが、Hardox® 500 Tufは二つの鋼板の特長を独自に兼ね備えています。

掘削機バケットの隣に立つ、Götene Ufo社CEOのBirgitta Boström氏の写真。

「Granit大型バケットはFronteqから購入した初のバケットですが、 このような非常に厳しい環境で、私たちの期待に十分応えてくれています。Hardox® In My Body認定バケットであることもまた、その優れた強度と耐久性を証明しています」

— Steve Wright氏(スウェーデン、D.A Mattsso社)

Hardox® 500 Tuf採用でより薄く強い掘削機バケットを

バケットの要件を一種類の鋼材で満たすのは容易ではありません。最も過酷な作業でも摩損に対応できる、高い硬度を備えながら、 バケットの形状に合わせて曲がるだけの靭性が求められます。従来は、バケットの部品ごとに異なる鋼種が必要でした。部品によってさまざまな硬度や靭性が必要でした。

しかし、Hardox® 500 Tufは伝統を覆す画期的素材です。Hardox® 450と同等の靱性を、Hardox® 500と同等の硬度を備えるため、 2つの鋼種を1つに置き換えることができます。

Fronteq社は Hardox® 450からHardox® にアップグレードすることで、板厚を1 mm薄くすることができました。より薄い鋼板を採用することで溶接の経済性が向上するだけでなく、バケットの軽量化による積載量アップにもつながります。Hardox® 500 Tufが持つ50 HBWという優れた硬度は、長い耐用年数を保証する最小限の摩耗を実現します。

「 Hardox® 500 Tuf独自の特長は、非常に硬いながらもとても曲げやすい点です」とFronteq社デザイナーのMagnus Asking氏は言います。「バケットの設計でも、全く新しい可能性が開きます。硬度はHardox® 450よりも高いものの、溶接や切断では同等の特性を発揮します」

Götene Ufo社の製造施設でHardox®耐摩耗鋼板を掘削機に溶接。
Hardox® 500 Tufの曲げ鋼板を扱うオペレーター。

ロジスティクスと生産をスマート化

Fronteq社はHardox® 500 Tufをより多くのバケットに採用することで、購買、取扱い、製造を効率化できると考えています。鋼材の種類が少ないほど、生産経済性が向上します。これまでもHardox® 耐摩耗鋼板を使用してきた同社は、早い段階でHardox® 400からHardox® 450へのアップグレードを行いました。Fronteq社の現場監督Marco Lundahl氏が、Hardox® 500 Tufの採用を決めた理由を語ってくれました

「 Hardox® 500 Tuf への切り替えが完了した時点で、使用する鋼材の種類を約半減できる見込みです」

とLundahl氏は言います。

「新素材の採用にはいくつかの利点があります。購入の経済性が向上し、在庫が増えるリスクが軽減されます。また、機械のセットアップ時間が短くなるため、同じ材料でより多くの部品を作ることができるという利点もあります。また、余った鋼板を他の細部にも活用でき、鋼板の利用率も向上します」

Hardox® 耐摩耗鋼板を使用したバケットの前に立つ、Götene Ufo社の現場監督Marco Lundahl氏の写真。

Hardox® In My Bodyで最先端の品質を実現

Fronteq社は 2004年以来、Hardox® In My Bodyプログラムの認定メンバーです。同社の大型掘削機バケットGranitは、グレーディングバケット、ケーブルバケット、トレンチバケット等のその他のアタッチメントと共に、プログラムで認定されています。Hardox® In My Bodyは品質の証として広く認知されており、高い需要があります。

「SSABと連携することは大きなメリットがあります。非常にプロフェッショナルで、新製品を開発する際にも十分なサポートをしてくれます」と Birgitta Boström氏は言います。

摩耗対策はHardox®におまかせください

認定機器に貼られた白黒のHardox® In My Bodyロゴ。

Hardox® in My Body - 品質の証

市場トップレベルの製品を約束する品質と信頼の証

鮮やかな青空に映える、強靭なHardox® 500 Tuf鋼板で作られたホイールローダーバケット。

Hardox® 500 Tuf製バケットの詳細はこちら

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