工場責任者のPentti Heikkinen氏は、軽量化を目指すNopan Metalliにとって、SSABのStrenx™ 1100 MCは理にかなっていたと語ります。
「高性能高強度鋼板と優れたデザインが合わされば、車両を軽くしながら最大積載量を増やすことが可能になります」とHeikkinen氏は言います。「これは、輸送コストの軽減と同時に、燃料消費や排出量の削減にもつながります」
Nopan Metalliは1937年の創業以来、輸送業界用機器を製造してきました。なかでも、鉄道車両やターミナルトレーラー用の材木棚や、発電所で使用される部品や鉄骨構造を主に製造しています。
Nopan Metalliは、フィンランドの林業業界で鉄道およびターミナルの両方で使用される材木棚の材料としてSSABのStrenx™ 1100を選びました。長距離を走る鉄道のトレーラーとは異なり、ターミナルトレーラーは閉鎖されたエリアで使用され、重量物を運搬します。Heikkinen氏は、いずれの用途においても、棚に使用される素材には大きな負荷がかかる、と説明します。
「私たちはStrenx™ 1100が構造の軽量化に加えて、工場のオペレーションにも優れた効果をもたらしてくれることに気づきました」と彼は付け加えます。「切断や曲げ、溶接がしやすいのです」
会社はさらにSSABが持つ専門的なプレファブリケーションサービスを活用することで、自社の能力を柔軟に調整し、より大型の機械を利用することができます。
* 以前の名称は「Optim 100 QC」