Strenx® 1100 E/F

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⼀般製品情報

⼀般製品情報最低降伏強度1100 Mpaの構造⽤⾼張⼒鋼板です。

耐荷重の必要な構造物などの⽤途に向いています。⾼い強度にもかかわらず、溶接性と 曲げ加⼯性に優れています。

Strenx® 1100 E/Fの利点

  • 熱影響部においても優れた強度と靱性を発揮する溶接性
  • 狭い公差内で保証された鋼板ごとの均⼀性
  • 割れや⻲裂に強い衝撃靭性
  • 優れた曲げ加⼯性と表⾯品質

⼨法レンジ

Strenx® 1100E/Fは板厚4~40mm、最⼤幅3200mm、⻑さは14630mmまで提供可能です(ただし、板厚によって異なります)。また詳細な⼨法は、 弊社⼨法プログラムでご確認頂けます。

機械特性

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    板厚
    (mmin)
    降伏強度 Rp0.2
    (min MPaksi)
    引張応⼒ Rm
    (MPaksi)
    伸さ A5
    (min %)
    4.0 - 4.90.157 - 0.193 1100160 1250 - 1550181 - 224 8
    5.0 - 40.00.197 - 1.575 1100160 1250 - 1550181 - 224 10
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      横方向の試験片用.

      衝撃靱性

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        鋼種 横⽅向試験、保証衝撃エネルギー、10x10mmの シャルピー試験⽚。 1)
        Strenx® 1100 E 27 J / -40 °C20 ft-lbs / -40 °F
        Strenx® 1100 F 27 J / -60 °C20 ft-lbs / -76 °F
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          鋼種
          Strenx® 1100 E
          横⽅向試験、保証衝撃エネルギー、10x10mmの シャルピー試験⽚。 1)
          27 J / -40 °C20 ft-lbs / -40 °F
          鋼種
          Strenx® 1100 F
          横⽅向試験、保証衝撃エネルギー、10x10mmの シャルピー試験⽚。 1)
          27 J / -60 °C20 ft-lbs / -76 °F

          1) 別途合意がない限り、EN 10025-6オプション30による圧延垂直⽅向試験が適⽤されます。また板厚 6~11.9 mmに対しては、シャルピー試験⽚を使⽤するため、フルサイズ試験⽚(10x10 ㎜)との⽐較で、試験⽚の横断⾯を利⽤した試験での衝撃靭性数値を表しています。

          化学組成(取鍋分析)

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            C *)
            (max %)
            Si *)
            (max %)
            Mn*)
            (max %)
            P
            (max %)
            S
            (max %)
            Cr*)
            (max %)
            Cu*)
            (max %)
            Ni*)
            (max %)
            Mo*)
            (max %)
            B*)
            (max %)
            0.21 0.50 1.40 0.020 0.005 0.80 0.30 3.0 0.70 0.005
            パラメータを比較

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            比較

              組織は微細結晶粒。*) 意図的合⾦元素。

              炭素当量 CET(CEV)

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                板厚 (mmin) 4.0 - 4.90.157 - 0.193 5.0 - 8.00.197 - 0.315 8.1 - 15.00.319 - 0.591 15.1 - 40.00.594 - 1.575
                Strenx® 1100 E 最⼤ CET(CEV) 0.37 (0.57) 0.38 (0.58) 0.39 (0.62) 0.42 (0.73)
                Strenx® 1100 F 最⼤ CET(CEV) 0.40 (0.70) 0.40 (0.70) 0.42 (0.73)
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                  公差

                  Strenx®を見る詳細については、SSAB カタログの保証を参照してください。

                  板厚

                  公差は「Strenx® 板厚保証」に準じます。Strenx® 保証はEN 10029 ClassAを満たすと同時に、さらに⼩さい公差を実現します。

                  ⻑と幅

                  SSABのDimension Programに準じ、EN 10029の公差を満たしています。

                  形状

                  公差はEN 10029に準じます。

                  平坦度

                  公差はEN 10029 Class Nよりさらに厳格な「Strenx® 平坦度保証Class D」に準じます。

                  表⾯特性

                  EN 10163-2、ClassASubclass3に準じています。

                  納⼊条件

                  Strenx® は焼き⼊れ・焼き戻し鋼板での納品です。この厚板材の切断⾯は、せん断ないしは熱溶断処理です。要望により⼨法切断での出荷も可能で す。

                  納品要件はSSABカタログ内「Strenx® 保証」またはwww.ssab.comでご確認ください。

                  ファブリケ−ションとその他の推奨事項

                  溶接、曲げ、機械加⼯

                  推奨事項はSSABのカタログ(www.ssab.com)をご覧になるか、テックサポートまでお問い合わせください。

                  Strenx® 1100 E/F は Strenx®曲げ保証 クラスCに準拠した曲げ保証を備えています。Strenx® 1100 E/F は焼き入れ、そして当社の判断でその後の焼き戻しにより機械的特性を得ています。200℃以上の温度にさらされるとその特性を維持できます。

                  本製品に曲げ、溶接、切断、グラインダー、その他の加⼯を⾏う際は、適切な安全衛⽣予防策をとってください。特に、防錆塗装の鋼板へのグラインド がけの場合、粒⼦濃度の⾼い粉塵が⽣じる場合があります。