Fassi大型クレーン - Strenx® 鋼板で軽量化を実現

世界有数のローダークレーンメーカー、イタリアのFassiグループが、大型クレーンF1450-HXP TECHNOにStrenx^® 鋼板を採用している理由とは？Strenx®は119 tmクラスの同級のクレーンに比べ、リフティング力に優れ、折りたたまれた際の寸法が小さく、より遠くまで届くクレーンを実現します。また、トラック荷台の積載量アップにより、車体重量の軽量化も実現します。

Fassi F1450R-HXP TECHNOローダークレーンは、構造用鉄骨構造と電子機器を刷新した、大型クレーンシリーズの最初のモデルです。Strenx^®帯鋼、さらにStrenx^® 900～Strenx^® 1100 までの薄板がクレーンアウトリガーからジブシステムまで、クレーン全体で使用されました。

Strenx^®は、開始条件に応じて 20%、30%、それ以上の鋼材軽量化を実現しながら、性能の向上や機械の寿命向上を実現します。

Fassi社のエンジニアは、大型クレーンに薄い鋼材を指定しました。この結果、 積載量の増加、可能な最大ブーム長、4軸トラックに搭載可能な革新的ナックルブームクレーンが実現しました。高強度のStrenx^®構造用鋼板を活用して軽量化を実現することで、クレーンの自重を軽減することができます。これは、クレーンおよび車両を含めた全体的な性能を向上させる上で大きな役割を果たします。Fassiは「妥協のないクレーン」という自社のモットーに忠実に、次の 3 つの目標を達成することができます。CO₂排出量の削減により、燃料消費の低減、運用コストの削減、環境への影響の低減を実現します。

リフティング機器に使用されるStrenx^® 鋼板は、構造強度や軽量化が鍵となる分野で活躍するよう設計されています。

構造強度や軽量化が競争の鍵となる分野向けに作られたStrenx^®を活かし、Fassiの研究開発部門はSSABと共に極めて高性能な機械ソリューションの新たな用途を生み出すことに成功しました。

Fassiは、高強度鋼板の鋼種、溶接、成形、工具に関する推奨事項、生産工程に関するアドバイスの提供を含む、SSABの専門家によるサポートを高く評価しています。さらに、製品だけではなく、地域型サポートも気に入っています。

「クレーンの強度アップだけでなく、信頼してローカルサービスを受けられる点も当社にとって重要でした」とFassiのクレーンバイヤー担当Jörg Meyer氏は説明します。「当初から親身になってアドバイスを提供してくれました。クレーンをトラックに搭載している間に、最後の調整要求を提出・実行することができました。木材建設、古い建物の改装、屋根工事を専門とする当社は、お客様に包括的なサービスパッケージを提供する必要があります。私たちはこのパートナーシップを感謝しています」

Strenx^® 鋼板は 119 tm クラスの同級のローダークレーンより優れたリーチを実現します。

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