お客様の使用例

Strenx®を採用した再設計のサブフレームで、Armcon社の容量型コンクリートミキサーの強度、軽量性、外観が向上

2022年1月21日所要時間6 分

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製品 Strenx® 700MC D/E

国英国

企業 Armcon社

産業/業種トレーラー・車体メーカー

Brand program My Inner Strenx®
Hardox® In My Body

容量型コンクリートミキサーメーカーArmconは、車両重量制限の遵守、コスト削減、リードタイムの短縮、耐久性と品質の維持を目指してStrenx® 700MCとHardox® 450 を採用しました。

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製品 Strenx® 700MC D/E

国英国

企業 Armcon社

産業/業種トレーラー・車体メーカー

Brand program My Inner Strenx®
Hardox® In My Body

S275鋼板から高強度鋼板に切り替えるメリット

イギリス・チェシャー州にあるArmcon Limited社はStrenx^®700MC高強度構造用鋼板とHardox^®450 耐摩耗鋼板を採用した最新の容量式コンクリートミキサー「DuraLight」の軽量設計を実現しました。 S275鋼からの切り替えにより、より生産しやすく、軽量で魅力的なトレーラーが誕生しました。

Strenx^®700MCは、S275に比べてより軽量で強度に優れた高強度構造など、サブフレーム構造に大きな利点をもたらします。

S275鋼からのアップグレードにより、ミキサーは工場での生産が容易になり、軽量化や外観の向上にもつながりました。

薄い板厚の鋼材の採用により、サブフレームの軽量化が可能になり、車両の所有者やオペレーターは、走行車両重量に関する厳しい規制を満たすことができます。

より強く、より軽量な次世代の大型車両

トラック業界は今後、電力と自走式車両に移行します。つまり、長い走行距離の実現に必要な大型バッテリー用のスペースを確保するために、コンポーネントの大幅な軽量化が求めらることになります。

ドライバーを集め、維持するためには車両の快適装備を充実させることが不可欠です。しかし、こうした装備はトラックに重量を付加するため、現在の貨物量を維持するためには軽量化が重要になります。

そこで、Armcon社はSSAB のサポートを受けて、容量型コンクリートミキサーで最適な重力出力比を達成しました。同社は、サブフレームと骨材ビンの設計を見直すことで、32トンで8m3の出力を実現しました。

Strenx^® 構造用鋼板製コンポーネントを使用したArmcon社のコンクリートミキサートラックの 3D CAD 図面。

My Inner Strenx^®認定ビンサポートとサブフレームが最高レベルの性能と品質を約束します。

ビジネスに最適な認定サブフレームを搭載した容量型コンクリートミキサー

Armcon社はSSAB鋼板のメリットを最大限活用しています。同社は高い硬度と靭性を備えたボディ (Hardox^®In My Body認定) に Strenx^®700MC製のMy Inner Strenx^®認定サブフレームを組み合わせ、優れた性能を発揮する容量型コンクリートミキサーを製造しています。 Armcon社の認定サブフレームには、高性能の証であるMy Inner Strenx^®のマークが記されています。

Strenx® 700MC 作業性の利点

Armcon社は、 Strenx^{® をあらゆる部品を取り付けるサブフレームに使用しているほか、骨材ビンやセメントビンの支持リブにも}採用しています。さらに、ミキサーフレームにもStrenx^{®を使用することで} 軽量性と高強度を実現しています。

Armcon社は長年にわたり、SSABの高張力構造用鋼種を使用してきました。こうした鋼材が持つ一貫した特性により、きつい曲げ加工、ロール成形、高品質の押し抜き、プレス加工の反復といった、新しい製造工程が可能になります。さらに、Strenx^{®は比較的低い炭素当量}が特徴で、強度が高く、熱影響部への影響を抑えながら優れた溶接性を発揮します。

Armcon社は、Strenx^®はT-1よりはるかに溶接しやすいと言います。すべての曲げ加工で同じ性能を発揮します。一方、普通鋼の曲げ加工はばらつきが出るため、いろいろな設定や点検が必要です。 Strenx^®鋼板への切り替えにより、Armcon社は生産時間を大幅に削減することができました。