Gsodam社、Strenx®鋼材で木材トレーラーの重量を20%削減

アルプス山脈の北、なだらかな丘陵と緑の渓谷が広がるオーストリアのトイフェンバッハに位置するGsodam Fahrzeugbau社は、1918年にGeorg Gsodamにより設立されました。馬などの動物の蹄鉄所としてスタートした同社は現在、木材運搬用のトレーラーや車両を製造しています。8年前にSSABのStrenx^® 700MC鋼板を使用し始めました。

「私たちにとって何よりも大切なのは、お客さまに満足していただくことであり、高い品質を維持することです。これを実現するためにも、優秀な従業員と、SSABのような安全で信頼できるパートナーが必要です」と、Georg Gsodam氏の孫娘で、現在の経営者であるElisabeth Gsodam氏は語ります。

4代続く老舗メーカー

かつて馬や家畜がそれまで担っていた役割を、現在はトラクター、トラック、トレーラーが引き継いでいます。Elisabeth Gsodam氏は、父親が1975年にトイフェンバッハに建設した工場を、2004年にパートナーと共に引き継ぎました。Elisabeth氏はGsodam家の3代目で、最近は4代目もこの事業に携わっています。

Elisabeth Gsodam氏とパートナーは、事業を近代化し、拡大させてきました。2009年には、近隣のクニッテルフェルトに2つ目の拠点を取得しました。

Gsodam Fahrzeugbau社は、30年にわたり木材運搬用の車両、上部構造物、トレーラーを製造してきました。 

「私たちは非常に革新的です」と、Gsodam Fahrzeugbau社共同経営者兼マネージング・ディレクターのGerrit Pirker氏は強調します。「当社は、タンデム、2軸、3軸、テレスコピック、クレーン付き、クレーンなしのトレーラーなど、お客様が仕事をするために必要なあらゆる車両を製造しています。

Strenx^®鋼板はサブフレームや木材車体の寿命を延ばし、耐久性を高めます

Pirker氏は、Gsodam Fahrzeugbau社はブレーキから灯具、そしてもちろん鋼鉄に至るまで、すべての部品に正規ブランド製品のみを使用していると説明します。 

現在、すべてのGsodam Fahrzeugbau社製トレーラーはStrenx^® 700鋼板で作られています。今後は、木材運搬車のサブフレームにもStrenx^®高性能鋼板を採用する予定です。

「当社はSternx^® 700MCを使用しているため、製品は非常に軽量で耐久性があり、長い耐用年数を実現しています」とPirker氏は言います。

軽量化がカギ

以前からSSABのHardox^®耐摩耗鋼板製品を使用していた同社は、Strenx^® 700MCに出会いました。Pirker氏は、同僚とともにトレーラーを軽量化する新たな方法を8年ほど前から探し始めたと言います。

「軽量化は私たちのビジネスにおける大きな課題です」と彼は説明します。「特に、ここチロルの市場では、車両が日常的に検問所を通過しなければなりません。そこで、車両をさらに軽量化するためにStrenx^® 700MCを検討し始めたのです」。

Pirker氏は、SSABを、Gsodam Fahrzeugbau社の車両設計のサポートから構造、生産に至るまで、「最高」の最終製品を保証するために携わってきた「優秀で重要なパートナー」と評しています。 

軽量化、積載量アップ

「Strenx^® 700MCに切り替えることで、トレーラーの重量を10～20パーセント削減することができ、積載量を100～400キロ増やすことができました」とPirker氏は言います。

「 Strenx^® 700MCは溶接や切断時の変形がほとんどなく、非常に良好な動作を示します。「パートナーから調整された状態で届くので、そのまま加工することができ、時間とコストの節約になります」

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