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Toolox®鋼の表面処理でさらに硬度アップ

硬度、靭性、均一性に優れたToolox®は表面加工に非常に適しています。 窒化、PVD(物理蒸着)、プラズマ、レーザー、高周波硬化といった表面処理を行うことで、鋼の表面硬度をさらに向上させることが可能です。

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表面加工

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Toolox®の硬化と研磨

Toolox®に表面処理を施すことで、機械部品、固定器具、リサイクル用ナイフ・刃類、射出成型金型等、高圧や摩耗にさらされる広範囲の用途でさらに優れた性能を発揮します。

Toolox®は研磨、エッチング、テクスチャード加工の高品質な仕上がりを実現します。 純度が高く、介在物含有量の非常に少ないToolox®は、極めて高レベルの表面仕上げ用途に適し、研磨ではA1級の光沢を実現します。

疲労抵抗が向上

表面処理は部品の疲労抵抗を高め、耐用年数を向上させます。 靭性に優れたToolox®は、たとえ表面層に割れが生じても、基板に広がることを防ぎます。

Toolox®表面を窒化する場合は、優れた耐久性が求められる極めて耐摩耗性の高い用途で58‑65 HRCの硬度を実現することが可能です。 PVDで窒化表面をコーティングすることで、硬度や耐腐食性をさらに高めることが可能です。 高強度Toolox®は表面層の亀裂や欠けのリスクを最小限に抑えます。

Toolox® 44のガス窒化

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Y = S硬度 (HV0.5) 1 = 15 h
X = 外表面からの距離 (mm) 2 = 40 h
3 = 96 h
4 = 102 h
5 = 102 h + 102 h
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レーザーによるToolox®の表面硬化

Toolox®にレーザー硬化処理を行うことで、比較的厚みのあるもので高い表面硬度を効率的に実現することができます。 用途によって、硬化層は0.2~2 mmに達します。

Toolox® 44にレーザー硬化処理を行うことで、その優れた降伏強度により、極めて優れた成果を実現できます。 非常に過酷な条件下で使用する機械部品の寿命を延ばすことができます。 SSABはレーザー硬化処理を行ったToolox® 44をHardox®とStrenx®の鋼板の切断に使用しています。

また、レーザー硬化処理された表面は非常に滑らかであるという利点があります。 これにより摩擦が軽減され、素材が表面に付着するリスクが減少します。 さらに、炭素粉末で金属の表面を覆うことで、表面の硬度をさらに上げることが可能で、 Toolox®の表面硬度を最大800 HVまで引き上げることができます。 Toolox® 33の場合、最大700 HVの表面硬度が可能です。

「これまで、厚みのある鋼板のプレス加工用金型には、60 HRCまで熱処理された工具鋼を使用していました。 しかし、金型は2,000~3,000回プレスすると割れが生じていました。 レーザー硬化処理Toolox® 44に切り替えたことで、金型の寿命が10万回以上に延び、 表面が滑らかなため、メンテナンスも減少しました」

スウェーデンのお客様

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Toolox®鋼があらゆるチャレンジに打ち勝つ理由を読む

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Toolox® 鋼の溶接・切断に関する推奨事項を全て読む

Toolox®は溶接や切断が容易です。 ベストプラクティスをパンフレットでご覧ください。

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Toolox®鋼の機械加工について詳細を読む

Toolox®は時間と費用のかかる熱処理が不要で、優れた機械加工性能を発揮する硬化鋼です。

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